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株式会社ビーエムシー

BMCの流儀

流儀とは、一言でいえば、あるものをどう行うかということについて個人の一代の技能でなく、ある一定の技術論に基づく技術が、集団的、伝統的に共有されている技能共同体を指す。
故にお客様に迎合することなく将来必ずや喜んでいただける住宅を技術力の集団によって創っていきます。誰しも引渡の時は喜んで頂けることでしょう。ですが10年後に喜んでいただけるかは計り知れません。BMCはその10年先を見据えて住宅づくりを行っています。必ずや喜んでいただけると確信しております。

Index

  1. (1)住宅を終の棲家と考えるのでなく資産を作ると考えます。
  2. (2)必ず大地震に備えて今ある最大限の技術で耐震住宅を提案します。
  3. (3)必ず採風、採光を実現します。無理な間取りは提案しません。
  4. (4)必ず高気密高断熱住宅を提案します。
  5. (5)必ずランニングコストにこだわります。
  6. (6)必ず付加価値の高いデザインを提案します。

Chapter1

住宅を終の棲家と考えるのでなく資産を作ると考えます。

 内閣府によれば2048年の日本の総人口は9000万人を割り込むともいわれ2060年には8674万人なると推計されています。尚且つ2060年には65歳以上の高齢者が人口の33.9%となり国民の2.5人に1人が高齢者という社会が到来し、1人の高齢者に対して現役世代1.3人という割合にもなるとも言われています。
 フラット35を利用する44歳(住宅購入者の平均年齢、2016年時点)の方が完済する年は2051年。(ほぼ高齢者が現役世代1.3人に1人の時代)夢のマイホームを造ったと思ったものの、35年もすれば家は老巧化、子供たちは家を出て行き、夫婦2人では大きすぎる家。趣味嗜好を反映し過ぎた家。固定資産は払うは、年金も少ないは、これからの将来が不安。そんな時が35年後に待っているのです。やっとローンが終わったと思ったら…。まだローンを完済してからなら良いが返済途中で万が一、離婚となると、何の為に家を作ったのか考えてしまうことでしょう。離婚をして家庭が崩壊して、ローンの返済と固定資産は支払うという現実だけが残る。(離婚率は2013年時点で40歳以上の夫の年齢でみた場合48.3%とほぼ半数。)

 こんなことを聞くと、家を造る気持ちが萎えてせっかくのマイホームを作る気がしなくなるではないかとおしかりを受けるでしょうか。ですが、実はこれが現実です。ですからBMCは

●誰にでも良いと思われる、昔からの日本の風土に馴染んだ間取りの形成
●地震に強い家
●買っても良い家
●売っても良い家

 つまり、資産価値の高い家を作れば将来のリスクは最大限に抑えれると考えます。とかく住宅販売は「お客様のニーズに合った」とか「自由設計で間取りも自由にできます」「保証も充実しております」などと言って販売していますが、本当の意味でお客様のことを考えて家づくりをしているのでしょうか?完成した時、施主が喜んでる姿を見て感動すら覚えている。そんなことは当たり前のこと。逆にその時一緒に喜んでる住宅会社の社員は、できたことの安堵の喜びを、「喜び」と勘違いしている。本当の意味で、施主の将来の責任を感じている社員は一体どのくらいいるのでしょうか?

 BMCは本気で住宅を創ります。
 住宅を終の棲家と考えるのでなく資産を作ると考えます。

Chapter2

必ず大地震に備えて今ある最大限の技術で耐震住宅を提案します。

 とかく人々は過去のことを忘れてしまう傾向があると考えます。2011年3月11日の東日本大震災が起きたことも、テレビの中での出来事のような対岸の火事のごとく思っているように思われます。当然当事者の方々は今でもその時のことを忘れることすらできない状態ではあると思うのです。
 そして2016年4月14日にも熊本にて震度7の九州地方では観測史上初めての最大地震がおきました。
さらに東海地震、東南海地震、南海地震いずれもいつ起きてもおかしくない状況に今あると考えます。
その真っただ中で私たちは地域ごとに違うハザードと地盤状況は一つとして同じところがない住宅を創っております。
 そんな今だからこそ、耐震には最大の技術力を持ってご提案することがBMCの務めと考えます。
耐震等級は当然のように3等級(等級には3段階。1等級、2等級、3等級とあり、現時点で言えば 3等級が最高の等級)で住宅を創ります。構造に関しては、在来木造、鉄骨造、RC造、2×4、等々様々な構造がありますが、BMCではSE構法、重量鉄骨を推奨しております。いずれも構造計算必須で行っております。因みに建築基準施行令に於いては耐震等級1を満たしてれば確認申請は許可されます。つまり皆様が要求しなければ耐震等級1の住宅が普通に建つことになります。いかがなものでしょう。
 BMCは今ある最大限の技術を提案します。

Chapter3

必ず採風、採光を実現します。無理な間取りは提案しません。

 風の向きは一般的に言えば愛知県は北東の風が吹きにくく、冬は北西風が卓越し、夏は南東風が卓越する特徴があります。冬は北西からの風をできるだけ遮って、夏は南東風をできるだけ取り入れて風の通り道をプランの段階で考慮すれば、それだけでも冬は暖かく、夏は涼しい住宅になります。

 次に太陽の高度を考慮します。岡崎市あたりで子供の夏休みに入る7月20日ごろの正午で太陽高度はおよそ76度弱。冬のクリスマス(12月25日)ごろの正午で太陽高度はおよそ32度弱。このことを配慮して冬に日差しが入り夏日差しの入りにくい住宅であれば冬は暖かく、夏は涼しい住宅になります。

 結果的に、南北に窓を配して、風の通り道を作り、北風を遮るためにも北側の窓は極力小さめ、日差しの調整をするために庇の出を太陽高度を考慮してプランニングすることが必須となるのです。無論周りの建物の状況によっては、風向き、日の入り方が異なるので必ずこのように考えるわけでもないですが、要はそのことをしっかり熟慮してプランニングすることが大事になってくるわけです。

 BMCは地域特性を配慮したプランニングを実現します。

Chapter4

必ず高気密高断熱住宅を提案します。

 人が温熱的に快適と感じるのは、暑くも寒くもない状態です。この時、体の中でできた熱(産熱)と体から逃げていく熱(放熱)量はイコールです。また、人が温熱的に感じているのは部屋の温度だけでなく、湿度、気流、壁の温度、それに服装と運動量が加わります。
 住宅の室内環境をいかに快適にするか。それは大きな機械仕掛けではなく、自然の力を最大に利かして考えることが必須課題であるということです。機械仕掛けでは自身の住宅はそれで良いかもしれません。ですがそれでは結果的に、地球温暖化を招いてしまうことになるのです。

 要は冬も夏も消費エネルギーを最小限にすることで、快適な住空間を造り、地球温暖化を最小限に抑える働きがあるとBMCは考えます。
 では、どうしたら消費エネルギーが抑えられるのか。BMCに於いては断熱基準をⅡ地域仕様を標準とします。北海道の一部を除き、すべての地域はⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ地域に分類されます。無論数字の小さい方が寒冷地です。つまり当社は、北海道のような寒冷地での仕様を標準としているというわけです。天井断熱は充填グラスウール20KHG240ミリ、壁は充填グラスウール20KHG120ミリ+スタイロフォーム3種b-30ミリ、その上に気密施工を施します。基礎は、スタイロフォームAT3種b-50ミリ基礎外断熱、基礎内断熱はスタイロフォーム3種bです。そうした仕様を基にC値1以下、UA値は0.25以下を実現します。

 BMCの住宅は快適に居住し、最大限に消費エネルギーを抑えていく住宅です。

Chapter5

必ずランニングコストにこだわります。

 2016年2月にマイナス金利政策を導入の結果、フラット35では2016年5月に史上最低金利になり、住宅購入者には最大のチャンスであることは間違いありません。例えば年収400万円の方が以前の金利2%の時に借り入れる額は概ね3520万円。現在の金利1%で試算すると借り入れる額は概ね4130万円となんと610万円も金利が変わるだけで借入額が多くなる。当然のように毎月返済額、総返済額は同じです。概ね毎月返済額は11.7万円程です。
 とはいえ、住宅購入すれば毎月の返済額、光熱費、固定資産は皆さん平等にランニングコストとして支払わなければいけません。その中で、光熱費のみが自身で変動することが可能です。多くも少なくも自身次第です。とりわけ住宅はデザイン、設備機器、家事動線、耐震に優位性があり、その後に高気密高断熱のようなイメージがお客様にあるように思われます。特にこの地域では冬がそれほど寒くなく、断熱が必要なことはわかってはいるが、それが大きく光熱費に反映するとは思い描けないでいると思われます。でも高気密高断熱住宅では、冬、夏どちらも消費エネルギー(Chapter4に記述)を抑えることができます。因みに一般家庭(4人家族)の光熱費の平均は24800円程で電気とガス代は全体の7割を占めております。その7割の電気代とガス代をいかに下げるかがランニングコストを抑えるということになります。よって高気密高断熱の性能を高くしておけば我慢しなくても月々の光熱費を下げられることが可能です。(建築コストは全体で考えていけばコストアップにはなりません)

 BMCでは住宅ローンに合わせてランニングコストにもこだわります。

Chapter6

必ず付加価値の高い住宅を提案します。

 付加価値とは、原材料を我々の技術力によって見出された生産物に付加した価値のこと。そう考えたときに付加価値の高い住宅とは、同じ材料費でも作り手によって大きく価値が変わり、見る人々に一般的にいう住宅の価値より、より高価な印象を付ける意味と考えます。
 住宅業界では、坪単価のイメージが横行しています。例えば、同じ価格のA社とB社の住宅があったとしましょう。見る人の大半がA社の方が高価に感じれば付加価値の高い住宅となるでしょう。BMCでは、代表の青山が、今まで1000棟以上の注文住宅の建築に携わった実績を踏まえ、材料の吟味から職人の質の管理、施工技術の提供など、お客様のニーズとウォンツに適した付加価値の高い住宅を提案します。又将来のことを考えて100年住宅を創っております。今だけにあらず、将来の家族の変化にも対応できることをあらかじめ考え、まさにスケルトンインフィルの発想で、提案します。それも含めて付加価値の高い住宅といえるのではないでしょうか?

 BMCでは同じ材料を使っても他社とは違う付加価値の高い住宅を提案します。