耐震シェルターはこのような場所で検討されています。
愛媛県伊⽅町では、耐震シェルターを設置したい30⼾の世帯を募り、1⼾につき定額40万円の補助⾦を交付するという施策を⽴てていました。
伊⽅町は⾼齢化率は県で2番⽬の場所です。
それが故に、耐震化は必要ない、という声が⾮常に多いということを実感してきましたと伊方町の方はおっしゃっていました。
このような施策をたてても、現時点ではまだ思ったほどの成果につながっていないといいます。
それはやはり、高齢化、そしてその後を継ぐ人いない、という想いなのだと思います。
↑伊⽅町役場1階のホールに展⽰された、⽊質耐震シェルター70K
(※一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会 HPより抜粋)
⾏政発、耐震シェルターを通じた「命を守る」共同作業 の記事はこちらから
(※一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会 HPより)
でも、【命を守る】手段のひとつとして、この補助⾦交付制度について周知を深められたらと考えているそうです。
あくまで補助金であるために、やはり費用をかけることを懸念されている方は多いのが現状です。
でも現状の住まいで、大切な人の、自分自身の【命を守る】その一つの手段として、耐震シェルターというものがあるということを、覚えておいていただけたら、と思います。