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令和6年能登半島地震被災地復興支援 中間活動報告(※モバイル建築協会HPより)

弊社は今年、能登半島地震の復興支援のため、モバイル建築協会を通じて、仮設住宅等の施工にご協力させていただきました。

※以下、弊社所属のモバイル建築協会HPより、抜粋・添付させていただきます。

 

一般社団法人日本モバイル建築協会は、令和6年能登半島地震の発災後、石川県や輪島市等から要請を受け、当協会の会員各社と協力し恒久仕様の木造モバイル建築を用いた応急仮設住宅や支援者宿所等の建設に取り組んでいます。

 木造モバイル建築は従来のプレハブなどの建設型応急仮設住宅と異なり、一般住宅と同等以上の安全性や断熱性、耐久性を有し、仮設建築物として利用した後に移設して本設の復興住宅等に転用することができるものです。また、この木造モバイル建築は、ユニットを被災地外で製造し、完成したユニットをトラックで輸送し建築しています。

 仮設用地でそのまま本設の市町有住宅に移行するものと、2年後に本設用地に移設するもの、私有地に仮設住宅を建設し土地建物を被災者に払い下げ被災者の自力再建を支援するなど、復興まちづくりに貢献することが可能です。

 2024年11月までに、供給いたしました木造モバイル建築は以下の通りです。

■応急仮設住宅:261戸(災害救助法に基づく整備)

〇七尾市
 ・小島町第2団地 50戸
 ・小島町第3団地 12戸
 ・本府中町第1団地 37戸

〇輪島市
 ・下黒川町第1団地 24戸 
 ・山岸町第1団地 30戸
 ・稲屋町第1団地 91戸
 ・小伊勢町第3団地 14戸

〇能登町
 ・やなぎだ第3団地 3戸

■木造仮設宿泊所:230戸(受援環境の整備)   
 ※中小機構補助事業

〇輪島市
 ・のと里山空港仮設宿泊所  180戸 

〇穴水町
 ・穴水のとふれあい文化センター仮設宿泊所 50戸

 

■仮設工房:50戸(漆器産業・伝統工芸の再生支援)  
 ※中小機構補助事業

〇輪島市
 ・杉平町地内〔輪島消防署前公有地内〕 30戸
 ・水守町地内〔石川県輪島漆芸美術館敷地内〕 17戸
 ・鳳至町地内〔いろは蔵敷地内〕  3戸

■輪島市復興デザインセンター:2棟(伝統工芸・商工復興支援)

 山梨県丹波山村、愛知県常滑市のクラウドファンディング(ふるさと納税)、一般の方々からの寄付等を原資とする現物寄付により建設。復興期は奥能登の復興の状況をPRする発信基地として利用し、災害発生時には医療的ケアが必要なケア児者が避難できる福祉的な一時避難・退避場所として利用できるように整備。

■復興ボランティア活動ベース:10室(着工中12月中完成予定)
 ・農村集落の復興に従事するボランティアの活動拠点
 ・企業版ふるさと納税制度などによる寄付と会員企業による無償貸与

■仮設店舗:5戸(なりわいと復興まちづくり再生)年度内完成予定

 また、現在新たに仮設工房や仮設店舗などの建設準備をおこなっており、能登半島地震の復興活動を支援しております。ご協力いただきました行政ならびに関係者の方々に感謝申し上げます。